Surströmming(シュールストレミング)工場に突撃!

工場直撃

こんにちは!スー子です。

昨年、思い立ってスウェーデンの Surströmming(シュールストレミング)メーカーの一つである1954年創業のOskars社の工場兼ショップを訪ねてきました!私の住んでいた北スウェーデンのスーパーでは取り扱いが多いシュールストレミングメーカーであり、Oskarsの缶のデザインも昔から好きです。この工場、とっても郊外にあるため、今回は辿り着くまでの珍道中も面白い経験になり、のどかな自然豊かな地域で作られているシュールストレミングの良さをまた一つ実感でき、さらにシュールストレミングが好きになりました。そんな訪問レポートをしたいと思います!


スウェーデンには、大手4社、中小含むおよそ20社のシュールストレミングメーカーがあり、地域によって売られているメーカーに差があるのも地域のスーパーを訪れる面白さの一つです。私は北スウェーデンの小さな都市に留学していたため、スーパーは決して多くなかったのですが、ほぼ年中シュールストレミングが売られていて、そのほとんどがOskars社、Gösta Hanells fisksalteri社のものでした。

Gösta Hanells fisksalteri

スウェーデンの代表的なシュールストレミングメーカー(カッコ内はブランド名)

Oskars社へ

そんな馴染み深いOskars社とGösta Hanells fisksalteri社ですが、旅の計画の上で訪ね易いところということでOskars社(以下Oskars)を訪ねました。事前にメールをすると、工場に見に行って構わないという返事をいただき、昨年8月某日に訪問しました。いかんせん交通手段がほぼない小さな地域にあるため、それはそれは珍道中となりました予約していたB&Bですが、バス停なんてないのでバス降りるタイミングが分からないままだいぶ乗り過ごし、タイ人夫婦に助けてもらい、やっとの思いで着いてスーツケースを置いて一息。B&Bでマウンテンバイクを借りて出発したのはいいものの、スウェーデン人向けのマウンテンバイクはサドルが高いのなんの・・・。サドルを変えられるバーは付いておらず工具が必要に。200mこいでギブアップし、近所のお宅に突撃ヘルプ要請を。優しい初老男性2人組にサドルを低くしてもらい、何とかマウンテンバイクに跨がることができました!そして1キロ程度でこの素敵な看板を見つけました!小さなショップとその向かいに工場らしき建物が!!とてもこじんまりです。ついに来てしまいました!!

OskarsOskars_01

まずはショップへ。本物のシュールストレミング缶詰からお菓子入りの缶詰、Tシャツやボールペンなどのグッズが売られています。はるばる来ただけに軽く興奮します!Tシャツはマストアイテムでしょう。購入です。ショップの売り子さんに聞いてみると今日はもう工場は閉まっているのではとのことです。

Oskars_02

工場のほうへ

仕方なく工場の周りをウロウロしてみると1人のおじさんがなにやらボートの周りで片づけをしています。声をかけて訪問の経緯を説明すると、すでに今年の缶詰作業は先週で終了したとのことです。しかし生産はしていない工場でもいいならば工場の中を見せてくれるというのです。

テレビでも見たことのある缶詰作業工程や出荷待ちの冷蔵庫などを説明しながら見せてくれて、色々質問していると、Oskarsは私の住んでいたSkellefteåという地域向けの出荷が例年一番多いというのです。びっくりですが、Skellefteåでは本当に小さいスーパーにも必ず売っていたから理解できると納得(笑)
ちなみにこのSöråkerという地域には一泊しかしなかったのですが、Skellefteå出身者に3人も出会いました!これはもはやこの小さな二つの都市はシュールストレミングで繋がっているのではないかと思ってしまうほどの驚きです。

親切なおじさんにお礼を言い、ここで働いて長いのですかと聞くと、

おじさんはまさかのOskarsの社長さんでした!!

なんと恥ずかしいことをしてしまったのでしょうか・・・
社長とも気づかず散々話を聞いた上に、最後にバカな質問をしてしまったのです。。。
創始者Oskarはおじさんのお父さんで、社名がOskars(スウェーデン語で「Oskarさんの~」という意味)ですが、まさか二代目社長だとは(笑)そんな社長はとても優しく気さくな方で、帰り際「Surströmming(シュールストレミング)を一つ持って行くかい?」と冷蔵庫で出荷待ちの箱を開けて、缶詰を一つくださいました。
Oskars_03
ありがたくいただきましたが、その後にノルウェーなどへの旅が続くため日本に持ち帰ることは難しく、Skellefteåのホストファミリーに持って行って食べてもらうことにしました。(本当は一緒に食べたかったのですが、滞在期間が短く断念しました・・・)


これと同じSurströmmingは日本でもこちらで購入可能です⇒ Surströmming(シュールストレミング)

Oskars社のシュールストレミング事情

(まさかの)Oskars社長へのインタビューにて分かったことは、

  • 2008年から消費が下がっている
  • 毎シーズン33万個ほど出荷している
  • この近くのレストランではSurströmming(シュールストレミング)解禁日前に食べられる
  • 缶詰を開ける時は缶を斜めにして開ける
  • 基本は家族経営
  • 4-7月が生産ピークで特に缶詰作業が山場の6-7月は学生アルバイトを雇っている

以上、スウェーデンの大手シュールストレミングメーカーOskars社への訪問でした。
とても興味深かったので今度はぜひ生産中のラインを見てみたいと思いました。おじさん、じゃなく社長が「来年またおいで」と言ってくれましたが、さすがに毎年は飛べないですね。

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