最終更新日 2020-02-22
こんにちは、スー子です!
面白い記事を発見したのでご紹介したいと思います ^^ スウェーデンの日本大使館の現大使がシュールストレミングを食べて、すっかり気に入ったというスウェーデンの大衆紙であるAftonbladet紙の記事をたどってみました。
日本大使のシュールストレミング体験とは?
記事によると、在スウェーデン日本大使の廣木氏は、昨年、念願のシュールストレミングにトライしたといい、その様子を自身のツイッターにて報告し、国内で話題となったそう。
まず9月末に以下のようなスーパーで撮影した写真付きの投稿をしました。投稿はスウェーデン語なので、秘書かどなたかがアップしているのでしょうね。
”何か美味しいものを望んでいる方は、その時をそんなに待つものではありませんよ!私がスウェーデンに来た際に、一年以内にシュールストレミングを食べてみるという誓いを立てましたが、今その時を迎えようとしています!”
そして、フォロワーから様々なアドバイスや意見をもらったようで、更に投稿の直後にはシュールストレミングアカデミーが大使館へ乗り込んできて、シュールストレミングについて談義を交わしたとのことです。
”シュールストレミングに関してアドバイスやコメントくれた皆さん、ありがとうございます!スウェーデンの皆さんは本当に優しくて、ヘルプフルです。シュールストレミングアカデミーがオフィスに来てくれて、私がシュールストレミングを試すにあたり最高にプロフェッショナルなアドバイスをくれました。私たちは日本の発酵食品である納豆についても談義を交わしました。”
そして、その後ついにシュールストレミングを試食したようで、その様子もツイッターに投稿されています。
”なーんと美味しい!日本語では「絶品」というべきお味です!庭での試食会は天気にも恵まれました。”
合計三回のシュールストレミング関連の投稿には、6000件を超える「いいね」やコメント、リツイートがされて、廣木大使はすっかりスウェーデン国民のハートを掴んだようです ^^
Aftonbladet紙によると、廣木大使はシュールストレミングの試食の感想として、以下のように話したといいます。
「日本人はよく魚を食べます。Sill(にしんの酢漬け)も私のお気に入りのスウェーデン料理の一つです。シュールストレミングも本当に美味しくて魅力的と感じます。また機会があればぜひ味わいたいです。」
廣木大使とは?
在スウェーデン日本大使館の廣木大使は、2018年10月に着任した現在64歳の大使です。
これまでスウェーデンの各地を訪問したり、積極的にSNSを発信したりとスウェーデン国民に寄りそう外交を展開していることがうかがえます。
スウェーデンの食べ物に興味を示している様子をツイッターに投稿すると、瞬く間にスウェーデン国民から好かれる存在になったとAftonbladet紙は報じています。
他に気になるスウェーデン料理は?
Aftonbladet紙によると、廣木大使はSemla(セムラ)もお好きなようで、昨年既に試したが、今年もぜひ味わいたいとのことです。
クリスマスの時期に食べるLussekatter(ルッセカッテル)というサフラン味のほんのり甘いパンも好みだったそうで、スウェーデンには季節限定の伝統的な食べ物が沢山あるのが興味深いと語っています。
昨年夏には、これまたスウェーデンらしい伝統のザリガニパーティーを体験したそうで、盛り上がった雰囲気の中でお酒を飲んだり歌ったりと、身近な人たちと一緒に楽しい時間を過ごせたといいます。
日本人に紹介したいスウェーデンの美味しい物は?と聞かれると、
一年中どこでも気軽に食べられる「シナモンパン(Kanelbullar)」と答えたそうで、FIKA(フィーカ)というスウェーデンが誇るお茶(休憩タイム)の文化は、友人や同僚と過ごすよい時間になると絶賛しました。
また、記者がびっくりしたのが、廣木大使は、スウェーデンにくる日本人にはぜひスウェーデンで寿司を試してほしいとのことでした。
日本より多いのではというくらい、ストックホルムだけでも沢山の寿司屋があって、どれも美味しいといいます。
最後に、廣木大使は、今後スウェーデンで若者との交流を積極的に行いたいと話しており、スウェーデン側はさらなる大使の活躍がを期待しているようです。
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